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貯蓄好きの日本において貯蓄率が低下している理由
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日本人は貯蓄好き、という言葉を耳にすることがあります。
おそらく、これは、日本の金融資産に占める預金の割合が高いためと思われます。
日本銀行の資金循環によると、日本の家計が保有する金融資産は、総額1467兆円ありますが、そのうち約半分にあたる736兆円が預金となっています。
米国では、預金の割合が15%に満たないことを考えると、日本人は貯蓄(預金)好き、という言葉は正しいように思えます。
しかし、日本人は貯蓄好き、といわれる一方で、日本の貯蓄率が低下傾向にあることは知られていません。
内閣府の国民経済計算によると、日本の貯蓄率は、2000年に8.7%ありましたが、2007年には3.3%まで低下しています。
これは、1955年以来、最低の水準です。

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