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【東京市場】消去法で円買い圧力、決定会合には反応せず
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22日の東京市場は前半、円買いが進んだ。
海外市場後半に円安が進んだ反動でドル円は89円台半ばから88円台半ば、ユーロ円は116円台後半から114円台後半まで売られた。
海外の金融システム不安や利下げ観測も消去法的な円買いを促した。
後半は円買いが一服。
ドル円、クロス円は反発に転じたが、早朝の高値付近では売り圧力に押され、伸び悩んだ。
◆日銀 金利据え置き、市場は反応せず 13時43分に日銀金融政策決定会合の結果が公表された。
日銀は政策金利を据え置きとし、企業金融促進を狙ったCP、ABCP買い入れ、残存1年以内の社債買い入れの検討などを発表した。
ただ、マーケットは決定会合の結果に大きな反応を示さなかった。
市場では金利据え置きが確実視されていたほか、CP買い入れなど企業金融促進策の発表も有力視されていた。
◆中国 GDP成長率は6年ぶり10%割れ きょう発表された中国の08年、実質GDPは前年比9.0%と6年ぶりに10%を下回った。
世界経済の悪化で08年後半から成長率が急低下したことが響いた。
第4四半期のGDPは前年比6.8%と成長率の減速が鮮明となっている。
中国当局は景気減速は一時的、09年の成長に自信があると述べたが、市場では09年の成長目標(8%)を達成することは難しいとの見方も出ていた。

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