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日本郵政大変、小泉改革への意趣返し(児玉博の「見えざる構図」)
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- 発端は昨年の12月26日。日本郵政が保養宿泊施設「かんぽの宿」をオリックスに一括譲渡するを発表したことにさかのぼる。 これに噛みついたのが総務相、鳩山邦夫である。鳩山発言によってこの問題は一気に政争の様相を呈し始めるのだった。 1月6日、鳩山は満を持したかのように持論を展開する。結論から言えば、オリックスへの売却は見直すというものだ。 翌日の閣議でも鳩山はオリックスへの売却見直しの発言を繰り返す。摩訶不思議なことに鳩山発言の間髪入れず反応したのは野党の民主党であり、国民新党であった。 しかも、「良識ある発言だ」(民主党元政調会長の枝野幸男)という具合だ。「かんぽの宿」を巡る騒動は自民、民主など与野党入り乱れた呉越同舟の状態だ。
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