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英国発の火種にみる金価格上昇の可能性
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オバマ米大統領の就任直前の19日、オバマフィーバーに沸く米国、そして世界中の熱気のなか、欧州からはロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の2008年通期決算が、英国企業としては過去最大規模の損失となる280億ポンド(約416億ドル、約3兆6,000億円)に達する可能性がある、との発表が行われました。
今回このRBSの損失計上を受けて、欧州株式市場では銀行株が大幅に下落したうえ、英国の通貨ポンドは、21日には円に対し、変動相場制が採用されて以降の最安値となる1ポンド=123円台まで下落しています。
このように英国の通貨ポンドをここまで引き下げるだけのインパクトが見られた理由としては、米国での金融不安が数々の救済策発表によってようやく一段落した、との見方が広がり始めたところで、再び大きな損失の発生が欧州で発表されたことが挙げられるでしょう。

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