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【東京市場】巻き戻し中心に円高・ドル高推移は一服
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21日の東京市場では海外市場で金融不安が再燃した流れを引き継いだものの、ショートカバーも入り、円高推移が一服した。
ガイトナー次期米財務長官の証言予定の一部が伝わり、金融安定化プログラム(TARP)の改良し、危機に歯止めをかけるとの内容だったことも、買い戻しのきっかけとなった。
クロス円の一角に機関投資家の買いが入ったとの観測も出ていた。
米株価先物はしっかりと推移した上、日経平均も下げ幅を縮めた。
クロス円の反発を受けてドル高の動きも後退した。
◆ショートカバー主導でクロス円反発も、東京午後に入ると伸び悩み ドル円はクロス円の反発を受けて89.66レベルから90.06レベルまで水準を切り上げた。
ただ、戻り待ちの売りが厚かったほか、償還を控えた90.00のオプションが値動きを抑制したとの見方もあり、その後は89円台後半で推移した。
クロス円では、ユーロ円が115.29レベルまで下落し、10月28日以来の安値をつけた後、117.20レベルまで反発した。
ポンド円は123.85レベルまで下げ最安値を更新後、126.19レベルまで戻した。
◆リスク回避後退でドル高の動きも緩む ユーロドルはユーロ円の反発を受けて1ヵ月半ぶりの安値である1.2843レベルから1.3018レベルまで反発した。
ポンドドルはリスク回避がやや後退する中、1.3806レベルから1.4022レベルまで上昇した。
NZドル/ドルも0.5162レベルから0.5304レベルまで反発した。
東京早朝に発表されたNZ小売売上高は市場予想ほど悪くなかったものの、反応は限定的だった。

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