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【東京市場】海外市場の流れ引き継ぎ、ポンド売り加速
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20日の東京市場では前日の海外市場の流れを引き継ぎ、対欧州通貨中心にドル高の動きが続いた。
英FT紙が、英利下げの可能性にふれたことでポンド安は軟調で、ポンド円は過去最安値を更新。
東京、アジア株式市場が軟調だったため、リスク回避の動きもあった。
東京早朝に発表されたNZ消費者物価指数を受けてNZドルが売られた。
NZ中銀は29日に政策金利を発表する。
◆クロス円中心に円高推移、ポンド円は過去最安値 ドル円は90.70レベルから90.07レベルまで円高・ドル安推移。
株安を受けたリスク回避の円買いのほか、クロス円の軟調さを受けてドル円は軟調だった。
5・10日だったものの、ドル不足観測は乏しく、本邦輸出企業のドル売り・円買いが指摘された。
クロス円では、ポンドドルの下げを受けてポンド円は130.99レベルから127.40レベルまで下落し、過去最安値を更新した。
ユーロ円は118.81レベルから117.00レベルまで軟調推移。
◆ポンド売り・ドル買いの流れが波及、対主要通貨でドル堅調 ポンドドルは昨日発表された英RBSの巨額赤字計上や英格下げ観測を背景に、1.4442レベルから1.4130レベルまで下落。
邦銀系のポンド売り・ドル買いが観測された。
ユーロドルはポンドルの下げにつられたほか、加盟国の格下げ懸念が重石となり、1.3103レベルから1.2972レベルまで軟調推移。
ユーロポンドは0.9070レベルから0.9183レベルまで上昇した。
リスク回避の動きのなかで豪ドル/ドルは、0.6682レベルから0.6581レベルまで下落。
NZドル/ドルはNZ消費者物価指数が市場予想を下回ったことで、0.5379レベルから0.5305レベルまで下げた。

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