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【東京市場】オバマ新政権に対する期待から円安の動き
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19日の東京市場では、オバマ次期米大統領の就任式を控え、新たな金融不安の打開策が発表される可能性があるとの報道を受けて、早朝から円安推移となった。
英政府による銀行システム支援の拡充もリスク回避を後退させたとの指摘もあった。
ダウ平均先物は一時140ポイント程度上昇した。
ただ、英銀行システム支援はRBSへの追加資本注入や不良資産から生じる損失の補償が柱となるが、米国の追加金融安定化策は期待感が先行している状態で、早朝以降、円安推移は限定された。
今晩の米国市場が休場となることも、売買見送りにつながた。
◆ドル円は一時91円台、上昇一服後はもみ合いに ドル円はオバマ新政権が金融不安の打開策を再度打ち出すとの期待感から、早朝に91.29レベルまで上昇した。
上昇一服後は、米株価先物が伸び悩んだことや、今夜の米国市場が休場となることから、91円ちょうど前後でもみ合った。
ユーロ円は早朝に1月9日以来となる122円台へ上昇後、121円付近へ調整した。
ポンド円は135円台終盤まで上昇し、先週末の高値水準にならんだが、134円台中盤へと水準を切り下げた。
◆リスク回避後退でドル安推移、豪ドル/ドル堅調 リスク回避が後退する中、ユーロドルは1.3384レベルまで上昇後、1.33台で振幅。
アイルランドがユーロから脱退する可能性があるとの指摘が出たが、手掛かりにはならなかった。
ポンドドルは英政府が新金融安定化策を19日に発表すると伝えられる中、1.4792-1.4908レベルで堅調に推移。
豪ドル/ドルは、ファンド筋のショートカバーが観測される中、0.6839レベルまで上昇した。

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