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【ロンドン市場】バンカメ政府支援でリスク回避後退
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16日のロンドン市場は東京市場の流れを引き継いでリスク回避が後退した。
東京時間帯にバンカメに対する政府支援が発表されたことで、株高・円安の動きが続いた。
クロス円の上昇を受けて、ドルは円を除き対主要通貨で軟調に推移。
この日発表されたシティGの第4四半期の決算内容が予想よりも悪かったほか、バンカメも同四半期で黒字予想のところ赤字となったが、株高の流れを妨げなかった。
◆株高でリスク回避後退、ドル円やクロス円は円安推移 ドル円は株安を受けて90.07レベルから90.72レベルまで円安・ドル高推移。
ロンドン昼を回ると、上げ一服となった。
クロス円もドル円と同様の推移で、ユーロ円は118.84レベルから120.72レベルまで、ポンド円は133.51レベルから135.72レベルまで上昇し、それぞれこの日の高値を更新した。
ダウ平均先物が150ポイント程度の上げ幅となったほか、欧州の主要株価指数も堅調に推移した。
◆対主要通貨でドル安推移、ユーロポンドは軟調 ユーロドルはユーロ円にサポートされ、1.3185レベルから1.3317レベルまで上昇。
東京市場からユーロ売り・ポンド買いの流れがあり、上値が抑えられる場面もあったが、この流れが一巡するとこの日の高値を塗り変えた。
リスク回避の動きが後退する中、ポンドドルはストップを絡めて1.4804レベルから1.4970レベルまで上昇した。
ユーロポンドは0.8843レベルまで軟調推移後、0.8900水準まで下げ渋った。

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