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【ロンドン市場】ECBは0.50%利下げ、ユーロ売りの反応
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15日のロンドン市場では、ユーロドルが軟調に推移。
ECBは市場予想どおり0.50%の利下げを行ったものの、発表後はドルやポンドに対してユーロ売りが優勢となった。
欧州株式市場や米株価先物が軟調に推移した場面ではリスク回避の円買いが強まる場面もあった。
この日、通常取引開始前に決算発表を行った米JPモルガンの決算内容は、第4四半期の一株利益が0.07ドルとなり、市場予想の0.01ドルを上回った。
同期の純利益は56億ドルだったが、投資銀行部門で純損失を24億ドル計上した上、住宅ローン関連のエクスポージャーに関わる純評価損が11億ドルだった。
◆ECBは市場予想どおりの利下げ幅も、ユーロ売りの反応 ECB政策金利発表を控えた段階でユーロドルは、1.3136-1.3233レベルで振幅。
その後発表されたECB政策金利は2.00%で、市場予想どおり0.50%の利下げ幅だったものの、ユーロ売りが優勢となり、ユーロドルは1.3086レベルまで下落した。
ポンドドルは1.4583-1.4661レベルで推移した後、1.4563レベルまで下押し。
対主要通貨でドル高の動きが強まったことが背景。
ただ、ECBの0.50%の利下げを受けてユーロ安・ポンド高推移となったため、下値がサポートされた。
ドルスイスは1.1134レベルから1.1280レベルまで上昇した。
◆円相場は株式市場をにらんで振幅、ドル円は反発の動き ドル円は株安を受けて89.23レベルから88.47レベルまで下落。
その後、欧州株式市場や米株価先物が下げ渋ったほか、対主要通貨でのドル高の動きもあり、89.42レベルまで反発した。
ユーロ円は株安を受けて117.74レベルから116.43レベルまで下落。
その後、ECBの0.50%利下げを受けてユーロドルが軟調に推移しものの、ドル円がしっかりとした値動きだったことから、値動きは上下ともに抑えられた。
ポンド円はポンドドルがほぼ横ばい推移となる中、ドル円が水準を切り上げたことで、129.64レベルまで下落後、130円台中盤まで下げ渋った。

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