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真の「常識人」こそがこの危機を克服する(渋澤 健の資本主義と道徳)
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- 「オマエは、常識がないな」と言う時、私たちは普通、「そんなことも知らないのか」という意味で使っています。親が子供に向かって「常識がない!」と叱る時は、その子の騒々しい行動は世間が受け入れない、それを子供自身が知るべきだという指導です。また、友達を「常識がない」と言ってからかう時は、その友達が世間で共有すべき知識を持っていない時でしょう。 ところが、渋沢栄一は、常識とは知識の有無ではない。知、情、意の3つの要素のバランスの結果であると述べています。たとえ高いレベルの知識があったとしても、それだけでその人に常識があるとは言えません。真の常識とは、高いレベルの知識、情愛、そして意志が共存し、これら3つがバランスしていることなのです。
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