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【東京市場】円安の動き、前日NY市場の反動強まる
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14日の東京市場では、円安および主要通貨でのドル売りが優勢だった。
水準的には前日NY市場序盤に戻す動きが相次いた。
NY市場後半の円高およびドル買いに調整が進む形となった。
米シティの資産売却報道で米株式先物が上昇、日経平均も小幅高で値動きが落ち着いた。
また、市場では明日のECB政策金利発表および総裁会見を控えてポジション調整の動きとの見方もあった。
ドル円は89円台前半から後半へ、ユーロ円は117円台後半から119円乗せへと上昇したのをはじめ、各主要通貨に対して円が軟調だった。
ポンド円は129円台半ばから131円近辺へ、豪ドル円も59円近辺から60円台後半へと上伸した。
同様にユーロドルやポンドドルも反発した。
ユーロドルは1.31台後半から1.32台後半へ、ポンドドルは1.45近辺から1.46近辺へと上昇、それぞれ前日NY市場序盤の水準に戻したことになる。
ユーロドルには大口投資家の買い観測も流れ、リアルマネーの買戻しとの思惑があった。
その他の通貨ペアでもユーロポンドが0.9075レベルから0.91台を回復、ユーロスイスが1.47台半ばから1.48台を回復するなど幅広く調整の動きが観察された。
◆米株価指数先物上昇、米シティの資産売却を好感 NY株式市場の引け後、東京早朝に米シティが証券部門スミス・バーニーをモルガン・スタンレーに売却すると発表した。
また、その他の一部事業の売却も検討中と報じられた。
さらに、米クライスラーがルノー・日産と資産売却について交渉中との報道も流れた。
米ダウ平均先物は、これを好感して上昇、マイナス圏からプラス圏へと転じた。
日経平均も次第に下値を固めて上昇、円安材料となった。

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