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【ロンドン市場】弱い英経済指標相次ぎポンド軟調
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13日のロンドン市場ではポンドが軟調に推移した。
東京時間に発表された英BRC小売売上高の弱い結果が蒸し返された上、ロンドン時間帯で発表されたDCLG英住宅価格や英商品貿易収支もネガティブな結果だったことで、ポンド売りが強まった。
米株価先物や欧州株式市場が軟調推移したため、リスク回避の円買いやドル買いの動きもあった。
◆ユーロ円、ユーロ債の利払い・償還観測の中、上値重い ユーロ円は117.71レベルまで軟調に推移。
ユーロ債の償還や利払い観測の中、一時118円を下回った。
株安も圧迫要因だった。
ただ、ロンドン昼にかけては下げ渋り118円台中盤まで戻した。
ドル円はユーロ円の下げにつられ89.37レベルから88.77レベルまで下落後、89円台前半まで戻した。
ポンド円は弱い英経済指標を受けて131.88レベルから129.73レベルまで下落し、95年5月以来の安値をつけた。
◆英商品貿易赤字は過去最大、ポンド売り強まる ポンドドルは英BRC小売売上高の弱い結果が蒸し返されたほか、英商品貿易収支が過去最大となったことで軟調に推移し、1.4763レベルから1.4561レベルまで下落した。
ユーロポンドは、弱い英経済指標を受けて0.8984レベルから0.9124レベルまでポンド安推移。
ソブリン系のユーロ買い・ポンド売り観測もあった。
ユーロドルはドル高の動きの中、1.3221レベルまで下落後、ユーロポンドの上昇にサポートされ1.3300ちょうど前後まで下げ渋った。
オセアニア通貨は東京市場の流れを引き継いで軟調。
豪ドル/ドルは0.6758レベルから0.6665レベルまで、NZドル/ドルは0.5612レベルから0.5522レベルまで下落した。

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