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【東京市場】雇用統計控え小動き
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週末の東京市場は様子見が優勢だった。
雇用統計を見極めたいとの見方から売買が手控えられた。
ドル円は91円台前半から91円台半ばでレンジ相場を形成。
クロス円はやや弱含んだものの、値動きは限定的だった。
株式、債券など他の金融市場も小動きにとどまり、大きな方向性を示すには至らなかった。
◆ボストン連銀総裁 金融と財政の協調を指摘 東京市場ではローゼングレン・ボストン連銀総裁の発言が伝わった。
総裁は住宅金融改善で金融政策と財政政策の協調が必要、デフレはインフレを上回る脅威になるとの見方を示した。
ただ、金融政策については具体的な言及はなく、総裁発言に対する市場の反応は殆ど見られなかった。
◆ユーロポンド 揉み合い、英中銀は1.0%利下げを見送る ユーロポンドは0.89台後半から0.9000付近で揉み合い。
英中銀は8日、景気悪化に配慮して追加利下げに踏み切ったが、利下げ幅は一部で噂されていた1.0%ではなく、0.50%にとどまった。
1.0%の利下げ見送りがユーロポンドの上値を抑えたようだ。
ただ、金融市場では英中銀の追加利下げは必至との見方が強く、金利先安感を背景としたポンド安を見込む声も依然根強い。

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