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【東京市場】オセアニア通貨軟調、ドルは方向感無し
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8日の東京市場では仲値にかけてドル円中心にドル高の動きが強まった。
ただ、対主要通貨でのドル高の動きは続かず、ユーロドルは終盤に下げ渋った。
オセアニア通貨は軟調推移。
終盤にかけて買い戻しは入ったが、反発は鈍かった。
◆ドル円、本邦輸入の買い入るも上値は限定 ドル円は本邦輸入や投資家の円売り・ドル買い観測があった中、92.46レベルから92.91レベルまで水準を切り上げた。
ただ、仲値通貨後は買い一巡となり、92.45レベルまで押し戻された。
クロス円は日経平均の軟調推移を受けて上値の重い展開。
ユーロ円は125.80-126.50レベルで、139.15-140.05レベルで推移した。
この日、白川日銀総裁は衆院予算委員会で、金利は低いが中央銀行として行うことはまだある、企業に対する金融円滑化のため長い期間の金利抑制が大事、CP発行環境は日銀の買い入れ表明後にやや改善した、と発言した。
ただ、手掛かりにはならなかった。
◆豪ドル円に本邦勢の売り観測、オセアニア通貨軟調 豪ドル/ドルはストップ注文を絡めて0.7138レベルから0.7025レベルまで下落。
豪ドル円に本邦勢から断続的な売りが入ったとの観測が豪ドル/ドルを圧迫したほか、予想を下回る豪貿易黒字も重石だった。
NZドル/ドルも豪ドル/ドルの下げにつられる格好で、0.5920レベルから0.5834レベルまで下落した。
豪ドル円は66.08レベルから65.05レベルまで、NZドル円は54.84レベルから54.06レベルまで軟化。

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