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【NY市場】 ドル買い一服
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6日のNY為替市場はドル買い一服といった動きとなった。
景気刺激策への期待感もあり、昨年末からドル買い戻しが継続している中、ユーロドルへの売りが、ここ数日強まっている。
この日もロンドン時間には一時1.3310水準まで下落する場面もあった。
急速な動きに、NY時間に入ってさすがに、ドル買いも一服、ユーロドルは買い戻され、ドル円もロンドン時間の上げを帳消しにした格好。
NY市場概況 ポンドは買い戻し続く ドルは買い戻しが一服していたが、ドルと同じ動きをしていたポンドは買いが継続。
対ユーロでの買い戻しが強まっており、ユーロポンドがレジスタンスラインをブレイクしたことで、売りが加速した。
その動きは対ドル、対円にも波及し、ポンド円は140円台を、ポンドドルは1.49台を回復している。
英大手銀からの大口のポンド買いも観測されていた。
NY市場概況 ECB利下げ観測根強い 来週、15日に開かれるECB理事会での利下げ期待が高まっている。
ロンドン時間に発表になったユーロ圏消費者物価指数(HICP)は前年比+1.6%と予想(+1.8%)を下回る内容となった。
コンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁は前日同様、きょうも「インフレ低下なら利下げも」と述べている。
HICPはECBのインフレ目標ともされる2.0%を下回ってきており、また欧州企業の景況感指数も弱さが続いている。
これらの現状から次回のECB理事会での利下げ期待は更に強まっているようだ。
ユーロドルは、きょうの動きで100日線を完全にブレイクしており、調整色が一段と強まっている。
NY市場概況 FOMC議事録 インフレは不快なほど低水準に低下の可能性も指摘 NY時間の午後にFOMC議事録が発表された。
議事録では「インフレは不快なほど低水準に低下する可能性を指摘、弱い経済情勢で異例の低金利が当面妥当としている。
超低金利政策が予想以上に長引くのではとの見方も出来そう。
発表後はドル買い一服の地合いもあって、ややドル売りで反応している。
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