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【NY市場】ポンド乱高下、激動の1年に幕
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31日のNY市場はポンドが乱高下を演じた。
当初はポンド買い優勢で始まったが、ポンドドルの下げを機にポンド相場は急反落した。
ポンドドルは1.4700付近から1.44割れ、ポンド円は133円台前半から130円台前半まで下げた。
ただ、後半に入るとポンドの買い戻しが進み、ポンドドルは1.46台半ば、ポンド円は133円付近まで反発した。
市場ではポンドドルで米銀の大口売りが観測されていた。
◆ドル円 90円台後半まで上昇、雇用指標改善で ドル円は90円台半ばから90円台後半まで買われた。
前週の新規失業保険申請件数が大幅な低下を示したため、買い戻しが進んだ。
91円付近では戻り売りに押されたが、米株式市場が底堅さを維持したため、高値圏を維持した。
米労働省は新規失業保険申請件数の大幅な低下はクリスマス週による季節要因が大きいとしている。
実際の雇用情勢とかけ離れている可能性も否定できない。
◆ユーロ売り一服 イベント通過で安堵感 ユーロは新規失業保険申請件数の発表後、下げ渋った。
ロンドン市場ではユーロポンド主導でユーロ売りが進んだが、NY市場ではイベント通過でユーロ売りが落ち着く形となった。
ユーロポンドは0.94台後半から0.96台半ば、ユーロドルは1.38台半ばから1.39台後半、ユーロ円は125円台前半から126円台後半まで買い戻された。
◆オセアニア急伸 実需買いで保ち合い放れる NY市場ではオセアニア通貨が急伸した。
ロンドンFIXにかけて実需買いが入ったことが背景。
豪ドル円やNZドル円は12月下旬の保合いを放れ、取引後半にかけてジリジリと水準を切り上げた。
豪ドル円は62円付近から64円台前半、NZドル円は52円付近から53円台前半まで買われた。

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