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【NY市場】ユーロ急落、利益確定売りで
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週明けのNY市場はユーロが値動きを主導した。
前半はユーロポンドが最高値、ユーロスイスが安値を更新するなど欧州通貨間取引が活発だった。
ユーロポンドは初の0.98台乗せ、ユーロスイスは11月13日以来の1.48台割れを記録した。
後半はユーロスイスを除く通貨ペアでユーロ買いの巻き戻しが加速した。
ユーロドルやユーロ円で利益確定売りが膨らみ、ユーロポンドは最高値から反落した。
ユーロドルは1.40台を割り込み、ロンドン市場の高値1.43台半ばから大幅安となった。
◆ドル買い優勢に、ユーロドル大幅安で きょうはドル買いが優勢だった。
ポンドドルは1.46台半ばから1.44台前半まで下げたほか、豪ドル/ドルは0.69台半ばから0.68台半ばまで下げた。
ドル円は当初、90円付近から90円台前半でレンジ相場となったが、後半には90円台後半まで買われた。
ユーロドルの下げが主要通貨全体に波及した模様。
ユーロドルは1.4300付近から1.39台前半まで下げた。
◆ユーロスイス 11月13日以来の1.48台割れ ユーロスイスは11月13日以来の1.48台割れを記録。
一時1.47台半ばまで下げた。
イスラエルのガザ空爆、インド・パキスタン情勢の緊迫化など地政学的リスクがスイス買いの背景。
きょう発表されたスイスのKOF先行指数は悪化したが、スイス売りには結びつかなかった。
後半はポジション調整で下げ渋ったが、1.48台前半で戻りを阻まれるなど上値は重い。

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