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【NY市場】米雇用環境はさらに悪化
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24日のNY市場はクリスマスのため方向感無く推移した。
取引が細っている中、細々とした値動きはあったものの、序盤から売買見送りムードが強かった。
米経済指標への反応も限定的だった。
この日発表された米新規失業保険申請件数は事前予想を上回り58万6000人となった。
今後、60万人台となれば1984年11月以来の高水準となる。
個人支出は5ヶ月連続で前月比マイナスで、雇用環境の悪化傾向が示された。
このほか、米耐久財受注は事前予想ほど悪くなかったが、輸送を除いたコアで前月比は4ヶ月連続のマイナスだった。
◆円相場、クリスマスで模様眺め クリスマスのため円相場は方向感がなかった。
ドル円は対主要通貨でドル高の動きがあった中、90.46レベルから90.75レベルまで小高く推移。
ユーロ円は126.33レベルから126.78レベルでしっかり。
ポンド円はポンドドルの上値が重かったことで、132.80レベルから133.70レベルで推移した。
カナダ円は75円台まで上昇し、この日の高値を更新する場面もあったが、74円台中盤で終了。
◆クリスマスで商い閑散、ユーロポンドはパリティ見据えてしっかり ユーロドルはドル高の動きの中で、1.4017レベルから1.3951レベルまで弱含んだものの、クリスマスのため値動きは限定的。
ポンドドルはユーロポンドがしっかりと推移したことで、1.4780レベルから1.4658レベルまで下押した。
ユーロポンドは0.9470レベルから0.9537レベルまで水準を切り上げた。
ドルカナダは原油安にも関わらず、1.2207レベルから1.2075レベルまでドル安・カナダ高推移。

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