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米11月中古住宅販売、急落=価格も40年ぶり低水準
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−NAR、オバマ次期政権の景気対策に期待−
【2008年12月24日(水)】 − 前日(23日)、NAR(全米不動産業協会)が発表した11月の中古住宅販売件数(一戸建てや分譲住宅、集合住宅など、季節調整値)は前月比8.6%減の年率換算449万戸となり、市場予想の493万戸を大幅に下回った。
中古住宅の価格もNARが1968年に統計を開始して以来の最大の下落率を記録、1930年代の大恐慌以来の最悪の状況となっている。
一方、住宅市場の供給過剰感を示す売れ残り住宅在庫は、前月比0.1%増の420万戸と、11月の販売ペースで換算して11.2カ月分(10月は10.3カ月分)に上昇、4月に付けた過去最高と一致した。
1980年代半ば以来の高水準となっている。
過去25年間の平均値である7.1カ月分、また、適正水準とされる5.5-6カ月分(住宅ブームのピークだった2005年は4.5カ月分)を依然、大幅に上回っている。
在庫はまだ、適正水準より約150万戸多い水準だ。

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