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【NY市場】薄商いの中、ドルしっかり
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23日のNY市場では、クリスマス前で薄商いの中、ドル高の動きとなった。
特に手掛かりはなかったものの、昨日と同様にロンドンフィックスにかけてドル買いが入った。
ドル円の堅調推移を受けてクロス円も水準を切り上げた。
この日発表された米GDP確報値や米新築・中古住宅販売件数、米ミシガン大学消費者信頼感指数への反応は乏しかった。
米中古住宅販売件数は事前予想を下回ったほか、中古住宅価格の中央値は前年比で13.2%下落し、統計開始以来過去最大の下落率となった。
米住宅市場の悪化傾向が年末にかけて加速している様子もうかがえた。
◆ドル円、薄商いの中、安値から1円程度上昇 ドル円は89.94レベルから90.95レベルまで円安・ドル高推移。
クリスマス前で薄商いだったものの、ロンドンフィックスでドル買いやポジション調整の円売りがドル円を押し上げた。
クロス円では、ドル円の上昇につれてユーロ円は125.77レベルから126.99レベルまで、カナダ円は73.74レベルから74.95レベルまで上昇した。
ポンド円は133円割れから134円台前半へ水準を切り上げた。
◆欧州通貨、ドル高推移後はもみ合い ユーロドルはロンドンフィックスにかけて、1.4010レベルから1.3919レベルまで下落。
その後は1.3929-77水準でもみ合った。
ポンドドルは英GDP確報値の下方修正もあり、1.4851レベルから1.4670レベルまで下落。
ユーロ高・ポンド安推移もポンドドルを圧迫したが、終盤にかけては1.47台へ戻した。
ユーロポンドは0.9445レベルから0.9494レベルまで上昇した。

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