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【ロンドン市場】様子見優勢、思惑で値が飛ぶ場面も
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23日のロンドン市場は様子見が優勢だった。
OPECの減産観測でカナダドルが急伸する場面もあったが、原油相場の反応が鈍く、カナダ買いは一時的にとどまった。
クリスマス直前でマーケットの流動性が乏しく、小口の注文で値が飛びやすい状況となっていた。
ドル円は90円台前半から89円台後半、ユーロ円は126円台半ばから125円台後半まで下げるなど軟調地合いが続いた。
◆英GDP、過去18年間で最低の伸び きょう発表された第3四半期の英GDP・確報値は前期比0.6%減となり、改定段階の0.5%減から下方修正された。
市場では改定段階と同じ0.5%減が見込まれていたため、発表後はポンド売り優勢となった。
ポンド円は134円台前半から133円割れまで値を崩した。
◆カナダ買い、OPEC関係者の発言で カナダドルはOPEC関係者の発言を機に急伸した。
ベネズエラのラミレス石油相はOPECが緊急会合を開催する可能性があると発言。
原油高の思惑がカナダ買いを誘った。
カナダ円は73円台半ばから74円台後半まで買われたほか、ドルカナダは1.22台半ばから1.20台後半まで売られた。
ただ、発言を手掛かりとした原油高の動きは限定的だった。
思惑が空振りに終わったため、カナダ買いは失速。
カナダ円は上げ幅を縮小、ドルカナダは下げ幅を縮小した。

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