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中国経済で注意すべきは外貨準備高の減少ではなく貿易黒字の縮小
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ロイター通信は、22日、中国の10月末の外貨準備高が、前月末から約155億ドル少ない1兆8900億ドル以下となり、2003年12月末以来、4年10カ月ぶりに減少したと報じています。
中国の外貨準備高は、06年2月に日本を抜いて世界一の規模となり、今年9月末には1兆9056億ドルに達していました。
各種報道によると、中国の外貨準備高が減少に転じた理由として、短期の投機資金が国外に流出し始めたとの指摘があるようです。
中国では、今年前半まで、人民元レートの上昇を背景に、「熱銭(ホットマネー)」と呼ばれる短期の投機資金が問題になっていました。
ところが、7月半ばから人民元レートの上昇が止まったため、短期の投機資金が国外に流出しているだろう、との考えが出てきたようです。

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