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【東京市場】円安の動き、米自動車つなぎ融資を好感
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週明けの東京市場は円売りの流れが強まった。
週末に米政府がGMおよびクライスラーに対するつなぎ融資を発表したことで、朝方に米ダウ平均が8600ドル台乗せとなるなど株式が上昇した。
日経平均も序盤から100円高となり8700円台へと買われた。
ドル円は89円台前半から仲値近辺には90円乗せまで上昇した。
クロス円も堅調で、ユーロ円は124円台前半から一時126円乗せ、ポンド円は133円台前半から134円台半ばまで買われた。
週末に大きく売られたユーロドルもクロス円の買いにつれ高となり、1.36台前半から一時1.4050レベルまで上昇した。
ただ、午後に入ると株価の値動きは鈍り、円売りの勢いも一服した。
ドル円は再び89円台後半へと小緩んだ。
この後の海外市場ではクリスマスの週で参加者が減ることから、東京市場も午後は積極的な取引は手控えられていた。
◆月例経済報告は3ヵ月連続下方修正 政府は12月の月例経済報告を発表。
3ヵ月連続で景気判断を下方修正した。
今回は「悪化」という表現を使用しており、また更に下押しリスクも指摘していた。
ただ、日経平均は8700円前後での底堅い推移を続け、発表の影響はあまり見られなかった。
◆原油先物は中心限月交代、43ドル台に NY原油先物の中心限月が1月限から2月限へと交代した。
前週末のNY市場では取引終了間近の1月限が32ドル台まで売り込まれる場面があり4年来の安値水準で取引されていた。
週明けは2月限が中心限月となり43ドル台前半での底堅い動き。
同限月の前週末比2%高の水準へと上昇した。

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