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【東京市場】 日銀利下げ、反応は一時的
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19日の東京市場、前日の海外市場では、このところのドル安が急ピッチだっただけに、ショートカバーも入って、ドルは下げ一服の展開となった。
その流れを受け、東京市場でもドルの買い戻しの動きも見られたが、やはり上値は重く、前半は日銀の政策金利の発表を控えて、様子見気分が強い展開となった。
午後になって日銀が政策金利を0.2%引き下げ、0.1%にすることを発表、企業の短期の社債であるコマーシャル・ペーパー(CP)の買い切りなども示され、発表直後は円売りの反応も見られたが、ある程度予想された範囲内であったこともあり、反応は一時的だった。
◆ドル円 89円台で上下動 ドル円は89円台で上下動した。
上は90.00、下は89.00のレジスタンス&サポートといった状況。
午前は本日が実質ゴトウビということもあり、仲値にかけて買いが先行、90円手前までの上昇を見せたが、結局、突破できず戻している。
午後になって日銀の利下げが発表になり、再び90円を目指したが、再度押し戻された。
一方で89.00水準の買いも入っているようで、下値もサポートされた格好。
◆目先の目標は90.60 ドル円は5日ぶりにリバウンド。
海外市場で一時87.10近辺まで下落する場面も見られたが、下げが急ピッチだったこともあり、ショートカバーが出ている。
依然売り圧力は強いが、更にリバウンドの動きが続くとすれば、目先のターゲットは10日移動平均線(本日90.60近辺)となる。
◆ビッグスリー救済の動きに注目も 一部報道で、現地時間の18日夜に米政府によるGMとクライスラーの救済に進展があったと関係筋の話として伝えられている。
2社に対してリストラと債務再編を求める内容となっており、19日にも何らかの発表の可能性があるとも伝えており、今晩の海外市場はこの話題に注目が集まりそうだ。

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