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【NY市場】短期筋のドル買い戻し中心、ドル円急伸
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18日のNY市場では短期筋のドル買い戻しが入った。
FOMC後に急激に進んだドル安が調整された。
ポンドドルは高値から700ポイント超、ユーロドルは500ポイント超の下げとなった。
ドル円は日銀金利発表を控えて、90円ちょうど付近まで上昇した。
取引終盤にかけて米株式市場が下げ幅を広げ、円買いの反応があったものの、値動きは大きくなかった。
この日発表された米フィラデルフィア連銀景況指数は予想外に改善したが、手掛かりにはならなかった。
◆ドル円、瞬間的に90円台を回復 ドル円は介入警戒感のほか、日銀政策金利発表を控えて短期筋の買い戻しから90円ちょうど付近まで上昇した。
その他の主要通貨でドル売りを巻き戻す動きがあったこともドル円をサポートした。
ただ、90円ちょうどでは抵抗感が強く、終盤にかけては89円台前半まで押し戻された。
ユーロ円は急伸していたユーロドルの調整を背景に130.00レベルから126.89レベルまで反落した。
終盤にかけては株安を手掛かりとした円買いも入った。
この日はロンドン市場で131円ちょうどまで急伸する場面があったものの、結局押し戻されており、この水準での抵抗感が一段と強まった。
ポンド円は137円台前半から133.60レベルまで下落。
ポンドがユーロやドルに対して軟調推移したことや、株安が圧迫要因だった。
◆買い戻し背景にドル急伸、ユーロポンドは最高値圏維持 ユーロドルは9月25日以来の高値圏である1.4700付近から1.4178レベルまで急落。
このところのユーロ高・ドル安推移の反動が出た。
ユーロポンドはNY早朝に0.9556レベルまで上昇し最高値を更新した後、0.94割れまで押し戻された。
終盤にかけては0.95割れで推移した。
ポンドドルは英量的緩和観測や対主要通貨でのドル買い戻しを受けて1.5512レベルから1.4879レベルまで下落。
その後は1.5000前後でもみ合った。
ドルカナダは1.1814レベルから1.2115レベルまで上昇。
ドル買い戻しの流れや原油安が背景。

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