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ビーン英中銀政策委員 市場調整になお相当の時間
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2008/04/18(金) 04:55
市場調整になお相当の時間。
先進国景気減速で銀行の収益一層悪化のおそれ。
サブプライム関連の評価損4500億ドルの3分の1が開示された。
英銀行は融資額を圧縮、利率も引き上げた。
英銀行の融資の90%は不動産担保融資。
英銀行の住宅融資への慎重さは長引く見通し。
住宅融資承認件数はこの1年で40%下落。
融資減が住宅価格を一層押し下げへ、程度は不明確。
金融政策はCPIが対象、住宅価格ではない。
住宅価格低下で消費減とは一概に言えない。
資産効果が持ち家世帯から購入予定者へ移転するため。
高いCPIと雇用の減速が実質所得を圧迫。
銀行融資の減少も支出を制限する。
企業投資、住宅投資とも減速へ。
米など輸出先減速も、昨夏からポンドが12%下落。
これは概算で3%の利下げ効果。
これが信用混乱の一部相殺、貿易赤字の縮小効果も。
英景気見通しは特に不透明。
比較的緩やかな利下げが正当と考えてきた。
インフレへの上下リスクの均衡に努めてきた。
利子の上昇を相殺し、為替下落が需要下支え。
しかし証拠出ればリスクバランスの判断変更も。
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