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世界的デフレか、それとも価格“正常”化か(御立尚資の「経営レンズ箱」)
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- 最近、海外の同僚と話すと、デフレーションの話題になることが多い。金融危機に引き続き、1990年代後半の日本のように、大多数の先進国がデフレに陥るのではないかという懸念が高まっているからだ。 不謹慎だとお叱りを受けるかもしれないが、当時の我々がそうだったように、現在の欧米でのデフレ論は、もやもやしたとらえどころのない議論になっているのが興味深い。何と言っても、経済学の教科書に出てくるデフレと、今後起こり得るデフレとのギャップが大きすぎ、デフレがどういう事象なのか、具体的なイメージがわかないのだ。 様変わりした90年代以降のデフレ 日本の場合も、それまでの経済史で取り上げられるデフレと、90年代に進行していたデフレとは全く違っていた。
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