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【東京市場】 ドル円は下値模索続く
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17日の東京市場はドル売り・円買いが優勢となった。
前日のFOMCでFRBは政策金利の誘導目標を0.00〜0.25%に変更、ゼロ金利を許容する内容となった。
その決定を受けドル売りが優勢となっていたが、東京市場に入ると動きも一旦止まり、前半はもみ合う展開となった。
ただ、午後になって日経平均が下げに転じると、円買いの動きから、ドル円が下落、その動きを受け、全体的にドル売りが優勢となる展開とも見られた。
◆ドル円一時88円台前半 ユーロドルも堅調 午後になってドル円は売りを強めた。
前日の安値88.50水準を下抜けると、一時88.25近辺まで下落、12日にビッグスリーの救済法案が上院で廃案になった日にパニック的に下落したときの安値88.10近辺に迫った。
無理に作れば別だが、基本的に目先のテクニカル的サポートラインはなく、当面は心理的節目のみのようだ。
ユーロドルは1.4160近辺まで上昇、2ヵ月半ぶりの高値を一時更新する場面も。
◆介入は今のところ考えていない ドル円は前日のFOMCの動きで、90円を完全に割り込んでいる。
為替市場の動きについて中川財金相は「悪い円高ではなく、急激な変化ではない、介入は今のところ考えていない」と述べていた。
市場では介入に対する警戒感も強まっており、財務省の動向に注目が集まっているが、今のところは動きは見られないようだ。

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