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【ロンドン市場】欧州通貨が調整
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16日のロンドン市場は欧州通貨が調整した。
ユーロドルやポンドドルが弱含みで推移し、このところ顕著な欧州通貨買い・ドル売りが一服した。
円相場は資源国通貨を除いて円買いが優勢だった。
ドル円は90円台前半から88円台前半まで、ユーロ円は124円付近から122円台半ばまで下げた。
◆トリシェ総裁 利下げには慎重姿勢 きょうはトリシェ総裁の発言が伝わった。
総裁は2%未満に政策金利を引き下げるかとの問いに利下げには限りがあると答えるなど、来年1月のECB理事会での利下げに慎重姿勢を示した。
なお、この発言に絡んだユーロ相場の反応は限定的。
◆英消費者物価、予想上回るもポンド買い続かず きょう発表された英消費者物価指数は予想を上回ったが、ポンド買いは持続しなかった。
ポンド円は指標発表後に137円台前半から138円付近まで買われたが、反落。
後半には一時137円割れを記録するなど失速した。
なお、キング英中銀総裁はダーリング英財務相あての書簡でインフレ率は来年、1%を割り込む可能性があると述べていた。

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