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【東京市場】米FOMC控え、模様眺め
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16日の東京市場は、前日の海外市場の流れを受けて欧州通貨高・ドル安、欧州通貨高・円安の水準での取引が続いた。
しかし、米FOMCを控えて取引を手控える参加者が多かった。
値動きは狭いレンジに留まり、模様眺めの状況が続いた。
ドル円はほとんどの時間帯で90円台半ばに膠着、レンジは90.27から90.74だった。
また、昨日の海外市場で大幅高となったユーロドルは1.36台後半から1.37台前半で高止まりを続けた。
ユーロ円は124円挟み、ポンド円は138円台での揉み合いだった。
その中で、NZドルが堅調で、NZドル/ドルは0.55台前半から0.5590近辺へと上昇した。
目立った材料はみられず、対豪ドルでのポジション調整の動きなどが観測されていた。
◆ユーロドル、高値水準を更新 ユーロドルは東京市場で1.37アラウンドでの揉み合いが続いた。
午後には一時1.3740レベルへと高値を伸ばし、依然として堅調な動きをみせていた。
昨日の東京市場では1.34台半ばでの揉み合いだったことから、約300ポイント高の水準で取引されたことになる。
米FOMCのビッグ・イベントを控えて、ユーロ高・ドル安傾向が継続するのか市場の関心が集まっている。
◆香港ドル、上限に張り付く 各主要通貨に対してドル安の動きが強まる中、ドル・ペッグ制を採用している香港ドルが許容レンジの上限に張り付いている。
香港金融当局により1米ドル=7.75から7.85香港ドルでの取引が認められているが、16日のアジア市場ではほぼ7.75レベルに張り付いて取引されている。
ドル売り圧力の強さが改めて確認される状況となっていた。

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