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【東京市場】政策期待で株高、円安傾向
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10日の東京市場は円安傾向で推移した。
ドル円は92円付近から92円台後半へ、ユーロ円は119円付近から120円付近へと上昇した。
ゴトウビ(5・10日)の外貨需要期待や政策期待で株高が進んだことが円売りの手掛かりとなった。
前場の日経平均は一時マイナス圏に沈むなど方向性に欠けたが、後場に入ると米自動車大手の救済期待で買いが膨らみ、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。
◆NZドル買われる、中銀総裁は追加利下げに慎重論 東京市場ではNZドル買いが優勢だった。
ボラードNZ中銀総裁が追加利下げに慎重な姿勢を示したため、NZドル買いを誘ったとみられる。
総裁は追加利下げにはインフレ圧力の低下が必須との意見を述べていた。
NZドル円は49円台後半から一時50円台後半まで買われたほか、NZドル/ドルは0.5400付近から一時0.5500付近まで買われた。
◆ビッグスリー救済案 基本合意へ 昼頃には複数の米メディアを通じてホワイトハウスと議会がビッグスリー救済案で基本合意したとの情報が伝わった。
正式合意すれば、10日中にも法案採決に取り組む可能性があるとのこと。
当初、為替市場の反応は鈍かったが、救済案合意を好感して日本株が買われると為替市場でも円売りの反応が見られた。

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