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【東京市場】レンジ相場、次のイベント待ち
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週末の東京市場は概ねレンジ相場となった。
ドル円は92円台半ばから92円台前半へと水準を切り下げたが、ユーロ円は117円台後半から118円台前半、ポンド円は135円台前半から135円台後半で振幅した。
市場では米国の雇用統計やビッグスリー首脳の議会証言を見極めたいとの見方が強く、取引は閑散としていた。
◆米中戦略対話、材料視されず 東京市場では昼過ぎ、米中戦略対話の概要が伝わったが、市場には殆ど影響を及ぼさなかった。
戦略対話では人民元のバンド拡大について議論しなかったとされている。
なお、中国当局者の発言として中国による米国債投資の拡大に含みを持たせる発言が出ていた。
ただ、こちらについても市場の反応は殆どみられなかった。
◆欧州通貨 イベント通過で値動き落ち着く きのうは英欧の利下げ発表が相次いだが、東京市場ではユーロ円、ポンド円とも小動きにとどまった。
今週は金利先安感が先行する形で欧州通貨売りが先行した経緯がある。
英国、欧州とも金利先安感は依然として根強いものの、注目イベントを通過したことで下値を積極的に攻める動きは限られているようだ。

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