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21世紀のシュリーマンと津田梅子を育てよう!(御立尚資の「経営レンズ箱」)
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- 歴史というのは、横並びにしてみると面白さが倍加する。例えば、1871年という年。日本では廃藩置県が実施され、華族・士族・平民間の婚姻が認められた。そして、当時はまだ米国に属していなかったハワイ国と修好通商条約が結ばれた。海外に目を転じれば、普仏戦争の勝利を受けてドイツ帝国が誕生し、米国では初めてのプロ野球リーグ戦が行われた年でもある。 この年、「異文化理解」という共通項で結ばれる2人の人物にとって、大きな出来事があった。まず、シュリーマン。貿易商として成功したドイツ生まれのハインリッヒ・シュリーマンは、1871年トロイの遺跡発掘に成功し、世界を驚かせた。そして、津田梅子。1871年に出発した岩倉欧米使節団の中に、当時満6歳の津田梅子が含まれていた。
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