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【ロンドン市場】 思惑で上下動
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4日のロンドン市場は英欧の政策金利の発表に絡んだ動きで上下動した。
前半は欧州通貨売りが強まった。
スウェーデン中銀が予想外の1.75%の大幅利下げを実施したことで、その後のECBと英中銀への思惑が高まった格好。
実際、英中銀は予想通りの1.0%の利下げ、そしてECBは予想外の0.75%の利下げとなった。
直後の反応は、ポンドは予想通りの結果に買い戻し、ユーロの反応は小さかった。
◆下に往って来い 前半はスウェーデン中銀の予想外の大幅利下げに、ユーロは売りが強まり、ユーロ円も117円のサポートラインをブレイクした。
瞬間116.50水準まで下落したが、結局、ECBの政策金利発表を経て、117.50水準まで戻す動きとなっている。
ポンド円も一時134.50水準まで下落、13年ぶりの安値水準を更新したが、結局、136円台に下げ渋っている。
思惑で上下動したが、結局、ユーロ円、ポンド円の下げは小幅なものに。
◆英中銀、追加利下げの期待も 政策金利の変更発表後、英中銀は声明を発表。
信用市場の困難な状況は続いているとし、追加措置を講じることなく、貸出が正常な水準に戻る可能性は低いとの見方を示している。
インフレも目標以下の水準に鈍化する可能性もあるとしており、更なる利下げの期待は十分にありそうだ。

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