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【東京市場】円買いに傾斜、米自動車大手の破産法申請観測で
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3日の東京市場では後半から円高に振れた。
前半はレンジ相場となったが、後半はドル円が93円台前半から92円台後半、ユーロ円が137円台後半から136円台半ばまで下げるなど円買い優勢だった。
昼過ぎに伝わった米自動車大手(GM、クライスラー)の破産法申請観測がリスク回避懸念に絡んだ株安、円高の反応を促していた。
◆前半はレンジ相場、ビッグスリー格下げ報道には反応せず 東京市場前半は主要通貨が小動きに徹した。
ドル円は93円付近から93円台前半、ユーロ円は118円台前半から118円台後半、ポンド円は137円台半ばから138円付近でレンジ相場を形成した。
この時間帯には米格付会社ムーディーズがGM及びクライスラーの格付けの2段階引き下げを発表したが、マーケットは大きな反応を示さなかった。
なお、ムーディーズはフォードの格付けを据え置きとしたが、見通しについては引き続きネガティブとしている。
◆GM、クライスラーの破産法申請観測 政府救済獲得が狙い きょうはGM、クライスラーの破産法申請観測が伝わった。
一部報道では両社は事前合意型の破産法申請しているとのこと。
同方式を採用すれば、従来の破産法申請よりコストが抑えられるとの見方も出ており、政府支援を得やすくする狙いがあるようだ。

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