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【東京市場】円高水準で往来
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2日の東京市場は円高水準で往来した。
前半はショートカバーが進み、海外市場で進んだ円高が一服した。
ドル円は92円台後半から93円台後半へ、ユーロ円は117円台前半から118円台半ばへと買い戻された。
日経平均は売り先行で始まったが、下げ幅が想定範囲内にとどまったことで材料視されなかった。
ただ、後半は日経平均が引け際に一段安となったことで円高が進行。
ドル円、クロス円は前半の上げ幅を帳消しとした。
◆豪中銀は1.00%の利下げ、予想外 豪中銀は2日、政策金利を1.00%引き下げ、4.25%とした。
今回の利下げで政策金利は約6年ぶりの低水準となる。
ただ、大幅利下げに関する豪ドル相場の反応は複雑だった。
発表直後は利下げ幅が予想外(市場予想は0.75%利下げ)だったため、豪ドル安に振れたが、その後はショートカバーで一旦買い戻された。
週初の下げである程度1.0%利下げが織り込まれていた模様。
◆日銀臨時会合、担保基準緩和を決定 きょうは臨時の日銀金融政策決定会合の結果が伝わった。
金融政策決定会合では来年4月までの時限措置として、金融機関から受け入れている担保基準の緩和を決定した。
なお、政策金利については0.3%で据え置き、実質的な政策金利の下限である当座預金制度の適用金利も0.1%で据え置きとした。

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