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発行日時: 2008-12-1 22:22

【ロンドン市場】一段と円高が進行、株安で

記事詳細
12月初日のロンドン市場、円買いが強まった。
東京市場から引き続き各国の利下げ観測による 金利差縮小の見通しが円買いの背景となった。
さらに、欧州株や米株の各株価指数、先物指数 が2%超から3%超へと大幅安となったことが 円買いを加速させた。
欧州各国の製造業PMIが軒並み予想以上の低下 となったことで、ポンドを中心に欧州通貨安 の動きを招来した。
また、OPECが減産を見送ったことから原油が 下落し、オセアニア通貨安へとつながった。
この後のNY市場での米ISM製造業景況指数や 2日の米ビッグ3の再建策への懸念などが 各金融市場でのリスク回避的な動きを加速 させたとの指摘もあった。
◆ドル円、一時93.50レベルまで下落 ドル円は東京市場での95円台前半での揉み合い から、欧州株安の動きをきっかけに95円を割り 込んだ。
さらに、欧州各国の製造業PMIが弱かった ことから、クロス円サイドからの売りが強まり、 一時93.50レベルまで安値を広げた。
その後も、株価が軟調推移を続けたことから、 94円レベルが重く、93円台後半で推移した。
◆ポンド売り強まる、大幅利下げ観測で クロス円の下落は、ポンド円が主導した。
ロンドン早朝の146円レベルから一気に144円割れ、 さらに英製造業PMIが予想以上に悪化したことから 143円、142円台の大台を下抜けた。
さらに、株安 の動きが加わると140円台前半まで売り込まれた。
ロンドンタイムだけで約6円の大幅安となった。
ポンド売りが先行した背景には英欧の利下げ見通し の差異が挙げられよう。
英中銀が1%から1.5%の 予想となる一方、ECBは0.5%から1%の予想が多い。
また、東京タイムにバローゾ欧州委員長が英政府が 英国がユーロを導入することを検討との発言が 材料視されたとの見方もあった。
ユーロポンドは0.82台後半から0.84台前半へと 大きく買われた。
英政府がユーロ導入を否定したが ポンド安水準での推移が続いた。
◆オセアニア通貨下落、金利差縮小、原油安で 全般に円高が進行する中、豪ドルやNZドルの下げ率が 大きかった。
豪ドル円は一時59.90レベル、NZドル円は 49.90レベルとそれぞれ60円、50円の大台を割り込む場面 があった。
東京早朝の高値水準からの下落率はいずれも 4%超と大幅だった。
今週は豪中銀が2日、NZ中銀が4日に政策金利発表を控えている。
市場では豪中銀が5.25%から4.50%へ、NZ中銀が6.5%から 5.00%へと大幅利下げを実施すると見込んでいる。
円やドルとの金利差縮小がオセアニア通貨の相対的な魅力を 半減させている。
また、OPECの減産見送りで原油相場も軟調となっており、 資源国通貨としての一面も売りを誘っている。
今後の年末商戦の行方次第では一段と世界経済が冷え込む 懸念があり、商品需要が一段と落ち込む懸念も広がった。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=612bcb5cf118c82baa2c184e2fcba0fa 【ロンドン市場】一段と円高が進行、株安でへの外部リンク
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