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白川日銀総裁への重大な疑問(山崎養世の「東奔西走」)
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- 戦後初めて日銀総裁が空席になるという異常事態の果てに、日銀出身の白川方明氏が総裁に就任しました。 言うまでもなく、日銀総裁は日本経済の運命を左右する重大なポジションです。時にその影響は総理大臣を上回ります。ですから、日銀総裁の選考に当たっては、何よりも金融政策の運営の実績と、実際の経済環境の変化にどのように対応するのか、見識と実行力を多角的に検討すべきです。 とくに、米国発のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題で世界の金融システムが大揺れになる中、日本がどのように対処すべきか、日銀総裁候補に見解を聞いて判断すべきでした。 出身母体と政治力学で生まれた総裁 かつて、経済が国内の銀行を中心に回っていた頃は、中央銀行の仕事は今よりずっとシンプルでした。

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