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【NY市場】月末フロー中心、ユーロに思惑的な売り
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28日のNY市場ではロンドン市場から引き続きユーロ安が継続した。
月末要因からロンドンフィックスでのユーロ売りの噂が出ていたが、フィックスを通過してもユーロは重い展開だった。
株式や債券が短縮取引となる中、月末フロー中心の展開だったものの、来週の欧州中銀理事会をにらんで思惑的なユーロ売りも持ち込まれた。
ロンドン市場から、ユーロドルは300ポイント程度、ユーロポンドは150ポイント程度軟化した。
このほか、リバランスがらみのドル買いも観測された。
円相場は、米株式市場でダウ平均が堅調に推移したことから、円売り圧力が掛かった。
ただ、薄商いだったこともあり、方向感は限られた。
◆株高も方向感は定まらず、ユーロ円は上値重い ドル円はしっかりと推移した後、ロンドンフィックスでの円買いを受けて95.73レベルから95.15レベルまで反落。
ただ、米株式市場が下値を切り上げたことから、95.50-70レベルまで戻した。
クロス円では、ユーロ円が対主要通貨でのユーロ売りを受けて121.90レベルから120.48レベルまで下落。
NY午後に入ると円売りが強まり、下げ渋った。
ポンド円は米株式市場のしっかりとした動きを受けて145.59レベルから147.56レベルまで反発した。
カナダ円は76.35レベルまで軟調に推移した後、原油が下げ渋ったことから、77円台中盤まで反発した。
◆ユーロポンドは一方通行、ユーロドルも軟調推移 ユーロドルは1.2774レベルから1.2645レベルまで軟調に推移。
月末絡みのユーロ売りが入った。
株式市場の動向を受けて、その後は下げ渋った。
ユーロポンドは0.8315レベルから0.8235レベルまでユーロ安・ポンド高推移した。
ポンドドルはロンドンフィックスでのドル買いから下押す場面はあったものの、ユーロ安・ポンド高の動きや株高で1.5282レベルから1.5420レベルまで戻した。
ドルカナダはフィックスに向けてのドル買いや原油安を受けて、1.23台後半から1.2465レベルまで上昇した後、1.2320レベルまで反落した。

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