スポンサーリンク |
経済的にはかなり雰囲気が悪くなる今年の年末
- 記事詳細
-
11月28日に発表された10月の鉱工業生産指数は、前月比3.1%低下となりました。
発表元である経済産業省は、鉱工業生産の基調判断を「低下傾向」と2カ月連続で下方修正しています。
10月の結果だけでなく、先行きについても非常に厳しい見通しです。
鉱工業生産と同時に発表された生産予測指数によると、11月は前月比6.4%低下と予測としては過去最大の下げ幅となり、12月も同比2.9%の低下が見込まれています。
仮に鉱工業生産が予測指数どおりの動きを示せば、10−12月期の鉱工業生産は、前期比8.6%の低下と、四半期としては過去最大の落ち込み幅となります。
これは、石油ショック時の75年1−3月期の下げ幅(同比6.7%の低下)を上回る過去最悪の数字です。

スポンサーリンク |