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ネットに放たれた中国政府の「ボランティア」たち(ネットは「中国式民主主義」を生むか?)
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- (前回から読む) 中国では、政府とネット上の民衆(彼らの自称は「網民」、本稿では「ネット市民」と訳す)が、互いにネット空間の中で「ネット民主」と叫んでいる。主導権をどちらが握るかの争いの中で、政府が行った、ネットをコントロールするための手法を暴露する報告書が民の側から現れた。それが、前回ご説明した「ネット空間官民争奪戦」リポートである。 今回は、ネット空間官民争奪戦リポートの第2弾をご紹介しよう。 2008年にオリンピックを控えていた中国では、「民主論争」などの出現も手伝って、社会不満分子が巨大化したネットを媒体として表面化するのを恐れ、ネット言論のコントロールを強化し、政府の手中に収めるための方策が、つぎつぎに編み出されて実行に移された。

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