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白金は本当に安過ぎるのか?
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J-Castニュースは11月15日付のニュースで、"白金価格が3月に付けた7,500円台から半値に値を落としたことで個人の買いが殺到し、大手貴金属店の10月の白金販売量は過去最高を記録した"、と伝えています。
このニュースによれば、大手貴金属店の10月における白金の小売販売価格はグラム当たり3,058円とのことでした。
一方、先物市場では最も取引が多い期先限月は、10月23日以降の1ヶ月以上に渡り、2,500円を前後する動きが続いています。
これは、7,427円を付けた今年3月3日の時点に比べると約66%の値下がりを記録したことを意味しています。
そればかりか、昨年11月26日時点の終値は4,958円だったため、年間の比較で見ても、現在は約半値の水準にあることになります。
このような価格の変化を見れば、確かに現在の白金価格は大暴落した状況にあると言えるでしょう。
しかしながら、今回の大暴落は、低過ぎる水準まで価格が下落していると考えられることと同時に、3月時点の価格が特殊要因によって必要以上に上昇していた結果、下落幅が必要以上に大きくなっている可能性も考慮する必要があるでしょう。

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