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【東京市場】実体経済への警戒感根強い
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26日の東京為替市場はリスク回避的な動きが優勢となった。
前日にFRBが政府系住宅金融機関が保証する住宅ローン債券などを買い取る新たな金融対策を発表したが、東京市場の反応は慎重なものだった。
株式市場で日経平均も軟調に推移する中、為替市場では円買いの動きが優勢となった。
米当局は矢継ぎ早に対策を出してきているが、市場の実体経済への警戒感は依然として払拭できないようだ。
◆ドル円一時95円割り込む 下値への警戒感も ドル円は朝方に売りが先行、一時95円を割り込んだ。
94.80近辺には機関投資家の買いオーダーも観測、サポートされていたが、95.20水準の売りも集まってきているようだ。
テクニカル的には95円を完全に割り込み、94円台前半のボリンジャーバンドの下限に到達するようであれば、再度下げトレンドが強まる可能性もある。
また、リスク回避のドル買いに対する不信感も出始めてきており、下値への警戒は必要だ。
◆ユーロも軟調 日本の投資家の売り観測 ユーロも軟調な展開となった。
ユーロ円が下落する形で、ユーロドルも売りが強まり、前日回復した1.30をブレイク、一時1.2950水準まで値を落とした。
ユーロ円に日本の機関投資家の大口売りが観測されている。

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