スポンサーリンク |
【東京市場】 株高も円売りの動き見られず 実体経済への警戒感強い
- 記事詳細
-
25日の東京市場は円買いの動きが優勢となった。
シティグループの救済策の発表を受けて、前日のNY株式市場は大幅続伸、東京市場では日経平均も大幅に上昇したものの、為替市場はリスク回避的な動きとなった。
ひとまず、NY市場は好感した格好となっているが、依然として実体経済への不安が解消した訳ではなく、一時的な材料へ反応が終わると、再度、経済指標等で弱さを探る動きも警戒され、一気に円売り加速とも行かなかったようだ。
◆ドル円 21日線突破できず。
早朝には97円台前半に上昇、このところ壁となっている21日線突破を目論んだ。
しかし、次第に上値が重くなり、下げが加速、96円前半まで1円超下落した。
結局、きょうも21日線に押し返された格好となった。
先週末にボリンジャー・バンド下限からリバウンドし、自律反発局面入りも期待されるが、21日線を突破しきれない辺りは、まだ力不足か。
◆NZドル軟調 インフレ期待緩和 円買いの動きから、NZドル円が下落、連れて対ドルでも軟調な展開となった。
NZドル/円は53円近辺から52円台前半に下落している。
NZ中銀が発表した民間企業64社からのアンケート調査による、向こう2年間インフレ期待は2.7%と前回の3.0%から低下している。
またGDPについては次回はマイナス成長が見込まれているようだ。

スポンサーリンク |