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日銀内に総裁空席リスクへの懸念、米欧市場の信用収縮高まり迫られる迅速な対応
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[東京 19日 ロイター] 政治の機能不全を背景に福井俊彦総裁の後任が決まらず、戦後初の「総裁空席」が確実な情勢となった。日銀法に基づいて19日中にも総裁代行が置かれる予定だが、米欧金融市場を中心に資金繰りに懸念が生じるほどの信用収縮現象が起きている中で、総裁空席リスクの危うさを懸念する声が日銀内で出ている。今後、欧米市場で混乱が生じ、邦銀や国内企業の決済に支障が出るような事態に直面した場合、政府・日銀は米欧当局と密接に連携し、迅速に対応することになるが、その陣頭指揮は総裁代行が取ることになる。

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