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小売売上から考える英国のデフレ状況
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英国立統計局が11月20日に発表した英国の小売売上高は、10月の前年比が1.9%の増加となりました。
市場の事前予想では、10月の前年比は1.4%程度の増加が見込まれていたので、英国の小売売上高は予想を上回る伸びを示したといえます。
結果として外れてしまったものの、英国の小売売上高の市場予想の伸びが弱めだったのは、それなりの理由があります。
英国では、金融危機の深刻化で消費者マインドが悪化しているほか、雇用情勢も厳しさを増しています。
また、英小売協会調べの10月小売売上高(全店)は、前年比0.1%の減少と、2005年4月以来の減少を記録していました。
英国立統計局と英小売協会とで違いはあるものの、どちらも小売売上高を調べているため、結果に大きな違いはないと考えるのが自然です。

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