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【NY市場】株式市場にらみドル円往来
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17日のNY市場では、ドル円やクロス円は米株式市場の動向を手掛かりにしっかりと推移した後に押し戻された。
ロンドン市場からの流れを引き継いでポンドが買い戻し中心に堅調だった。
この日発表された米鉱工業生産やNY連銀製造業景気指数への反応は乏しく、これまでどおり株式市場中心の展開。
米株式市場の下げ渋りを受けて円売りが入ったものの、米株式市場が再度軟化すると、円買いが強まった。
ドル円や一部のクロス円はNY序盤から往来するした。
◆ドル円はNY序盤から往来、方向感定まらず ドル円は96.20レベルから97.23レベルまで水準を切り上げた。
一時は250ドル程度軟化したダウ平均が下げ渋ったことで、ドル円も下値を切り上げた。
ただ、米景気の一段の悪化が懸念される中、米株式市場が引け近くに再度軟化すると、ドル円も反落した。
クロス円では、株式市場の下げ幅縮小を受けてユーロ円は121.65レベルから123.88レベルまで上昇した後、121.97レベルまで反落。
ポンド円はポンドドルの堅調推移もあり、143.80レベルから146.48レベルまで値を上げ、先週末の高値を上抜いた。
ただ、終盤の円買いの動きの中で伸び悩み、144.65レベルまで押し戻された。
◆ポンドドル、東京安値から400ポイント超上昇 ポンドドルは1.4900レベルから1.5082レベルまで上昇した。
米系のポンド買い観測がある中、ユーロポンドもロンドン市場からポンド高推移を続けた。
ただ、NY午後に入ると値動きは鈍り、ポンドドルはもみ合いに移行した。
ユーロドルは1.2621-77水準でもみ合った後、1.2741レベルまで上昇し、この日の高値をつけた。
株式市場の下げ渋りが背景。
ただ、米株式市場が軟化すると、ユーロドルもNY前半の水準まで反落した。
ドルカナダは薄商いの中、米株式市場の下げ渋りで1.2360レベルから1.2100付近までドル安・カナダ高推移。
その後、原油価格の下落で1.2219レベルまでカナダ安の動きとなった。

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