証券取引委員会(SEC)とは
証券取引委員会(しょうけんとりひきいいんかい、Securities and Exchange Commission = SEC)は、アメリカ合衆国における株式などの証券取引を監督・監視する連邦政府の機関である。
目次
|
概要
大まかに言えば、日本の証券取引等監視委員会と公認会計士・監査審査会を併せ持った組織である。捜査[1]、民事制裁金の請求などの強力な権限が与えられており、また5人で構成される委員会は大統領が選出するものの、連邦政府からの一定の独立性が保たれている。
歴史
1920年代のアメリカにおける株式ブームは、1929年の暗黒の木曜日に始まる世界恐慌によって終焉した。その後、証券業界では多数の不正が行われていたことが発覚した。これを受け、フランクリン・ルーズベルトの大統領任期時代の1934年、SECが設立された。
フランクリンによってSECの初代委員長に任命されたのは後のアメリカ大統領・ジョン・F・ケネディの父親のジョセフ・P・ケネディであった。ジョセフ自身がインサイダー取引など数々の手口を駆使して大富豪に成り上がった人物であったため、この人事には反発が強かった。この人事についてフランクリンは「オオカミを捕らえるためにオオカミを使う。彼なら取引のからくりを何でも知っている」と発言したという。[2]
これまでにエンロンやワールドコムなどの粉飾決算を暴いた。
外部リンク
- U.S. Securities and Exchange Commission
脚注
証券取引委員会の書籍検索結果
|
ウオールストリートの変革〈下巻〉証券取引委員会(SEC)の歴史 投資家保護への闘い ウオールストリートの変革〈上巻〉―証券取引委員会(SEC)の歴史 投資家保護への闘い アメリカ証取法会計 米国証券市場の番人 SECの素顔 企業将来情報とSEC―開示規制改革過程の研究 |
|
