オフショア(offshore)とは
- 金融用語、この記事で説明
- サーフィンでのオフショアはオフショア (サーフィン用語)を参照
- 釣りでのオフショアといえば沖合での釣りを指す。
- オフショア発電。沖合に建設した発電所での発電を指す。
- オフショア開発とはIT用語で、海外に委託したシステム開発等を指す。
オフショア(offshore, offshoring)とは、金融用語では、外国の投資家や企業の資産管理を受け入れる金融機関や市場を指す。おおむね『タックス・ヘイヴン』(租税回避地)と同義語として使用される。
原義としては「沖合い」「沖に向かう(風など)」を意味し、転じて「国または本土の沿岸から遠く離れた地域」「海外」という意味にも用いられる。イギリスのマン島などが良い例だが、こういう場所は本土の海岸から少し離れた所にあるため(マン島はグレートブリテン島とアイルランド島の中間くらいの位置にある)、しばしば法律の適用状態が本土より緩やかな地域になっており、そういう場所(の金融機関)に置いた資産や、そこを舞台にした投資活動には税金が掛からなかったり、掛かっても少額であったりするので、巨額の資産を持つ投資家や、財テクをしたい企業などが、こういう場所を利用している。なお地域全体がオフショアという訳ではないが、その地域にオフショアの性質を持つ銀行が存在する場合もある。
関連項目
オフショアの反対語は『オンショア(onshore)』とされるが、この言葉は、外国の投資家や企業の資産管理を受け入れるものの、税金はかかるという、いわばオフショアに準じる経済自由地帯の意味で使用されることが多い。
オフショアやオンショアの条件としては、税金が安かったり規制が緩やかであったりすることと同時に、政治的に安定した場所であることが必須である。国際的な紛争に巻き込まれたり、施政者の気分次第でそこにある資産が他へ移動できなくなったり、あるいは最悪没収されたりするような可能性のある所は、オフショアやオンショアの条件を満たさない。
日本から良く利用されるオフショアとしては香港、シンガポール、マン島、ベルギー、ルクセンブルクなど。オンショアとしてはハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、スイスなどがある。
その他、様々な租税回避地についてはタックス・ヘイヴンの項目を参照のこと。
用例
- オフショア銀行、オフショア投資銀行: Offshore bank
- オフショア金融:offshore banking
- オフショア勘定、オフショア口座:offshore account
- オフショア投資 Offshore investment
- オフショア・ファンド、国際投資信託、在外投資信託:Offshore fund
- オフショア市場:offshore market cf.東京オフショア市場(JOM:Japan Offshore Market)
- オフショア金融センター Offshore Financial Centre
- オフショア・アウトソーシング Offshore outsourcing
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