USD JPY - 11/2

USD JPY - 11/2

先週金曜日のレポートで予想したように、ドル円は90.75のサポートをブレイクして想定したターゲットの90.16および89.61に達することに成功した。この先週木曜日に始まり、今週にまで継続した下落は、フィボナッチ61.8%のレジスタンスである91.52の近くで値が止まった結果であり、周知のように、フィボナッチ・リトレースメントのレジスタンス水準近くで止まることはトレンドが下降する証拠となる。しかし一方で、上述の約250pips儲けとなった下落は、これから調整局面に入る可能性がある。そのため今後の値動きの方向について述べる前に、日足のサポートである89.61か、または日足のレジスタンスである90.23がブレイクされるのを待つほうがよさそうだ。89.61のサポートがブレイクされたら、下降トレンドは今後も続き、89.07、さらに重要なサポートの88.64に迫るだろう。そして先週木曜日の安値である90.23を上回ってブレイクすれば、日足のフィボナッチ61.8%である90.68を試しに向かい、それがブレイクされれば、ブレイクされたチャネルにある91.28を再度試すことも予想されるが、そうなると重要な試みだといえよう。

http://www.forexpros.jp/upload_images/1257153864_0.png

サポート：
＊89.61: 以前のサポートかつ10月12日の安値。
＊89.07: 以前の日足でのサポート。
＊88.64: 10月9日の安値。

レジスタンス：
＊90.23: 10月29日の安値。
＊90.68: 日足のフィボナッチ61.8%戻し、かつ重要なレジスタンス。
＊91.28: ブレイクされたチャネルを再度試す水準。

外為ポータルのフォレックスプロス

免責事項:
先物取引や先物オプション、外国為替証拠金取引は、実質的な損失のリスクを伴うことも含め、全ての投資家の方々に適しているというわけではありません。あなたの置かれている状況や知識そして財源が取引に適しているか否かを慎重に考慮しなければなりません。初期投資の全てまたはそれ以上を失う可能性もあります。当サイト上の見解や経済指標カレンダー 等の市場データ、提案等はいつでも変更できることを条件としています。